パルサールブ自動給油装置 手動潤滑の問題点と自動潤滑の効果

工場の保全担当者や生産技術担当者にとって、安定的な機械の稼働が不可欠です。
安定的な稼働には、潤滑は重要なファクターであり、潤滑の質によって工数が大きく変わります。
潤滑の方法には、手動潤滑と自動潤滑の両方がありますが、どちらが効果的なのでしょうか?
この記事では、手動潤滑の問題点と自動潤滑の効果について詳しく説明します。



手動潤滑の問題点

■作業労力と時間

手動潤滑は、作業員による個別の作業であり、時間と労力を要します。
大規模な工場では、多くの機械があるため、手動潤滑は非効率的です。
作業員は機械ごとに潤滑を行い、それぞれの部位にアクセスする必要があります。
このため、作業員の負担が大きく、作業時間が長くなります。

■一貫性の欠如

手動潤滑では、作業員の技量や経験によって潤滑の一貫性が変わります。
潤滑量の過剰や過少や潤滑方法の違いなど、不十分な潤滑や過剰な潤滑が発生する可能性があります。
特に複数の作業員が同じ機械を担当する場合、潤滑の方法やタイミングが異なることがあります。


■過剰または不十分な潤滑

手動潤滑では、正確な量の潤滑剤を供給することが難しい場合があります。
過剰な潤滑は軸受けの温度を上昇させ、過少な潤滑は摩擦や摩耗によって機械の寿命を短くします。
また、潤滑剤の種類やグレードを選択する際にも、作業員の判断によって違いが生じることがあります。



人手不足であっても生産性向上と省力化が叫ばれる中でも、まだまだ潤滑の保全は手動潤滑が一般的です。

しかし、潤滑の自動化は効率性と安全性を向上させることができ、課題に応じた潤滑装置の種類も増えてきています。

工場の保全担当者や生産技術担当者にとって、自動潤滑の導入には以下のような明確なメリットがあります。



自動潤滑の効果

■コスト削減

自動潤滑は正確な量の潤滑剤を供給し、無駄を減らします。これによりメンテナンスコストが削減されます。
また、潤滑剤の使用量も人によって異ならないため、コストを削減することができます。


■作業員の負担軽減
手動潤滑は、時間と労力を要する作業です。
自動潤滑は定期的な作業を自動化するため、人員不足の問題を緩和し、全体的な生産性を向上させることができます。
作業員の負担が軽減され、生産現場の労働力の有効活用が可能になります。


■耐久性向上

自動給油装置は、適切なタイミングと量で潤滑を提供することで、機械の摩耗を減らし、寿命を延ばします。

適量の潤滑剤を断続的に注油することで、機械のダウンタイムを減らすことで生産性を向上させます



最適な潤滑方法の選択

現場のニーズに合った最適な潤滑方法の選択は重要です。
自動潤滑システムを導入する際には、適切な設計と運用を行い、効果的な潤滑を実現しましょう。
株式会社シー・エス・シーでは、グリースガンから集中潤滑装置まで幅広く潤滑装置を取り扱っており、
潤滑システムの構築についての最適なご相談とご提案を行うことができます

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